FX取引の流れ
なかなかおもしろい投資内容のFX。早速取引をしてみたいとお考えの方もいるでしょうが、まだまだ、FXならではの仕組みもあります。取引の流れを掴むことで、仕組みを学んでいくとより実践に近づけることでしょう。
【 まずは口座開設 】
FXの取引を始めるには、FX取引業者で口座を開設をします。口座開設にあたって費用はかかりません。FX会社のサイトで口座開設の申込みができます。申込みフォームに入力後、「本人確認書類」等の必要書類を送付し、審査の後、口座開設となります。口座を開設したら資金を入金します。これが「保証金」となるわけです。FXの中で「レバレッジ」という用語がでてきます。「レバレッジ」とは直訳すると「てこの力」という意味ですが、FXにおけるレバレッジとは「元本に対して取引金額の倍率」という意味で使います。FXは投資家が保証金を入金し、その何倍もの外貨を売買します。
外貨預金などの金融商品とFXとの一番大きな相違点はレバレッジの大きさでしょう。レバレッジは「取引可能な総約定代金÷取引保証金の額」で算出され、レバレッジ何倍というふうに表します。例えば、1ドル120円の時、1万ドルの取引をするとします。保証金を10万円入金していれば、レバレッジは120万ドル÷10万円=12倍ということになります。取引をする際にレバレッジ10倍コースや20倍コースというように取引が選択できるようになっています。レバレッジの倍率が高ければ高いほど、大きな金額の取引が可能となりますが、その分リスクも大きくなることを考慮しましょう。
【 いよいよ取引開始 】
取引開始する時に、一番最初に決めるのは「どの通貨ペアで取引をするか」です。FXでは円に限らず、どの通貨ペアでの取引が可能です。ですが、一番馴染みやすく取引しやすいのは「円とアメリカドル」のペアでしょう。その理由は私たちにとって、馴染みやすいのはもちろんのこと、アメリカは世界において経済の中心であるため、投資に限らずドルは通貨の基本となっているからです。為替取引はドルを中心として行われ、「円ドル」の組み合わせも非常に流通量が多くなっています。このような理由から「円ドルペア」はFX初心者に限らず、投資しやすい通貨ペアだと言えるでしょう。
FXは、「買い」からも「売り」からも始められます。株式投資では、「売り」は信用取引の口座を持っていないとできませんが、FXは投資家が状況に応じて「買い」「売り」を選ぶことができます。例えば、あなたが「円」で「アメリカドル」を買うことにしたとします。このような状態を「ドル円の買いポジションを持つ」と言います。1ドル120円として、1万ドルの取引をする場合、あなたは120万円借りている状態となります。1ドル121円になった時点でドルを売り、121万円を受け取り、最初に借りていた120万円を返し差額の1万円が利益となります。
逆に「ドル」を売って「円」を受け取った場合は、「ドル円で売りポジションを持つ」と言います。同じ条件で1ドル120円の時、1万ドルの取引をした場合、借りた1万ドルを売って120万円を受け取ります。1ドル119円になった時、1万ドルを買って119万円を支払います。最初に借りた1万ドルを返して取引終了です。120万円受け取っていたので差額の1万円が利益となります。
「買い」かも「売り」からも始めることができるというのは、投資家にとって選択の幅も広がり、投資チャンスも増えるわけですが、初心者のうちは、どちらか一方にしておく方が、FXに慣れるという点から考慮してもいいでしょう。投資を繰り返すうちに、視野も広がり、投資チャンスを見つける目も育ってくるでしょう。