スワップ金利とは
FX外国為替で勝つためには、売買の差額によって得る利益だけに着目してはいけません。もう一つ大切なことが、「スワップポイント」です。スワップポイントとは、取引を行った二通貨の金利差のことで、FXならではの魅力でもありリスクでもあります。
【 スワップポイントの魅力 】
二通貨の金利差とは、どういうことでしょう。もし、あなたがドル円で買いポジションを持ったとします。1ドル120円として1万ドルの取引をし、翌営業日以降に持ち越した場合、あなたには買った1万ドルの金利が入ってきます。ですが、FX会社から1万ドルを買うために120万円を借りていますので、借りた金額に対する金利を払います。
つまり、買ったドルの受け取り金利と借りていた円の支払い金利の差額が「スワップポイント」ということになります。金利の高い通貨を買って、それよりも金利の低い通貨を借りてくれば、スワップポイント分を受け取ることができます。注意しなければならない点は、FX業者から借りる通貨の金利です。
ドル円で売りポジションを持った時などは、ドルをFX会社から借りてくる訳ですから、その分に対して金利を支払わなくてはいけません。そのドルで買った円はドルに比べて金利の受け取りが少ないので、金利の支払い分が上回ってしまいます。
金利なんてたいした額にならないとお思いの方もいらっしゃるでしょう。実際、短期間の取引ではそれほど収入がある訳ではありません。ですが、長期間の取引をするならばスワップポイントの収益もバカになりません。FXの金利は外貨預金の金利に比べると、はるかに水準が高くなっています。また、現在の円の低金利に比べ、ドルやポンドの金利は高く、「スワップポイント」は狙い目でしょう。
【 スワップポイントのリスク 】
もちろん、「スワップポイント」にもリスクはあります。先に述べたように、取引する通貨の金利を考えておかなければ、支払い金利が受け取り金利を上回っていたということもあります。特に注意しなければいけないのが、長期取引の場合です。
「スワップポイント」は、取引した二通貨の間の金利差なので、これらの通貨の金利が変動すれば、スワップポイントに影響を及ぼします。また、長期でポジションを保持しようとしても世界情勢などの影響などを受け、通貨の値幅が変動することもあります。
長期で保持したかったのに取引を終えなければならない場合も考慮しておかなければならないでしょう。評価損が進んでいくのに、スワップポイントを得るために取引の強制終了を避け、保証金を入金していくのは、かなりのリスクを伴います。
あくまでも、元本が保証されているのではないということを念頭においておきましょう。どうしても、長期に渡ってポジションを保持していのであれば、レバレッジを低くし、リスクを小さく抑える工夫が必要となります。